葉山で絵になる小道を見つける
神奈川県立美術館葉山分館で「画家の眼差し、レンズの眼 近代日本の写真と絵画」という、地味ながら興味深い催しがあるというので、ポンコツ車の振動と騒音にまみれながら、夏の湘南へ行って参りました。
じつは「写真」と「絵画」の相関関係みたいなことに、なんとなく興味を持っておりまして。
この春、札幌芸術の森で開催された「絵画と写真の交錯 印象派誕生の軌跡」も、仕事の合間にしっかりチェックしていたわけですが、今回の葉山のほうはサブタイトルにあるように明治期以降の写真技術の発展が絵画に与えた影響について、多くのサンプルを用意して考察するという企画。
会場をまわって感じたことは、当時の写真家・写真師たちは光学や薬学などの相当の知識が必要とされたのではなかったか、ということ。
カメラ草創期ということもあり、撮影機械もさることながら印画紙や定着液など、次から次へと新しいものが登場してきた時代。
撮影技術とかカメラワークはある程度経験の産物ともいえるが、薬品の知識は勉強しつづけなければ追いついていけない。
おそらくは科学者と同じように、生涯、更新されつづける情報と格闘していたんでしょうね。
一方で、そうした困難をものにしながら、たんなる記録写真ではあきたらず、アートを模索する写真家も現れてきたり。
どんなジャンルでも、変動期って、緊張感もあり刺激的ですなー。
さて、今回葉山へ来たのにはもうひとつ目的がありました。
裕次郎が大好きだったという、1個70円の葉山コロッケ?
いやいや、冒頭写真の場所を見たかったんです。
葉山分館の敷地左横に通っている海に向かう長い小さな道。
なんだか、どこかで出会ったような、なつかしい感じがしませんか?
ダラダラと浜辺へ向かって下ってゆくと、湘南の海が目の前に。
左右の砂浜にはもうよしず張りの海の家が営業中。
左手には御用邸の磯が広がっている。
ナイス・ロケーション!
冬もいいかも。
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